桶川市、素晴らしい試み? 聴覚障害者用防災バンダナを交付します⭐
防災バンダナとは、避難所や避難先での支援を求める要配慮者等が自ら肩などにかけ、
支援を求めていることを周囲にわかるように示すものです。
例えば、耳が聞こえないことを示すバンダナを使用している聴覚障害者がいた場合、
話しかけることによってコミュニケーションをとることが困難であることを周囲に知らせ、
周囲はその方に話しかけてもで情報を伝えることが出来ないことに気づくことができます。
実はコロナ禍の中、聴覚障害の方々はとても心細く過ごされています。
というのは、みんながマスクをしていて、今まででしたら、口の動かし方で大体、
何を話しているのかわかりましたが、マスクをしていると全く、何を伝えたいのかが、
分からないからです。
先日、私は相手の方が聴覚障害と最初分からなくて、何か変だと思いつつ、
コミュニケーションをとっていたところ、出来ればマスクを外して、
フェースシールドをして欲しいと言われて、、その時は意味が全く分からなくって、
なんて変なことを言うのだろう!?と思いました。
が、少し考えてから、「あー申し訳ないことをした。聴覚障害の方だったのだ」と
後で気が付きました。
そして、聴覚障害の方は筆談が出来ると思っておりましたが、多くの方が文字を読めないことを
聴覚障害のあるお子さんをお持ちのお母さんに教えていただきました。
普段の生活の中でも、もどかしいこともあると思いますが、
災害時、本当に困った時に、このバンダナを活用して助けを求めていただきたいなあと思います。
そして、手話ができることを示すバンダナを使用している人がいれば、
手話が必要な聴覚障害の方は、自ら支援を求めやすくなります。
桶川市は10月13日、希望する聴覚障害者らを対象に、「耳がきこえません」と記した
「防災バンダナ」を無償配布すると発表。災害時の避難所などで身につけることを想定。
障害があることが周囲に分からず、重要な災害情報などが伝わらない事態を回避する狙いがあります。
桶川市障害福祉課の担当者は「バンダナをきっかけに障害者支援の啓発を進めたい。
耳が聞こえない方を見かけたらぜひ手助けしてほしい」と話しています。
どうぞ、桶川市内に住む聴覚障害の方、そして手話を使うことができる方は
申請しバンダナを受け取ってください。