渋沢栄一 『論語の里』めぐり

大河ドラマで話題になっている渋沢栄一の原点、

深谷市の 血洗島史跡巡りをしてきました。

生家、渋沢家 「中の家」(なかんち)

代々、農業を営んでいましたが、名字帯刀を許され、

養蚕や、あい玉作りなどをして生活していました。

大変裕福な家庭に栄一は生まれました。

この家は、1895年に妹夫妻によって作られ

養蚕農家の形をしています。

「中の家」とても、大きな家でした。

幕末の青年期、この家で過ごした栄一は、

父親から商人としての基礎を学びました。

埼玉県指定史跡になっております。

渋沢栄一翁と論語の里こちら

 

尾高淳忠の生家

渋沢栄一の従兄弟にあたり、栄一は少年時代から淳忠のもとに通い、

論語をはじめ多くの学問を学び、栄一の人生に大きな影響を与えた人物です。

この地方の商家建物の趣を残す貴重な建物です。

この家のつくりも中二階になっおり、養蚕をしていました。

余談ですが、

私の田舎(実家)では、お蚕の餌である、桑畑があり養蚕農家が、

買い取りに来ていました。

桑の木には、赤くてとても甘い実がなり、

取って食べた懐かしい思い出があります。

桑の実のことを 【どどめ】と言っていました。

後に、栄一は 淳忠の妹のちよと結婚しています。 こちら

 

渋沢栄一記念館

渋沢栄一が残した筆跡や写真など、たくさんの資料が展示されています。

中でも渋沢栄一のアンドロイドは印象的でした。

70歳ごろの洋装の立ち姿。

深々と頭を下げ、経済と道徳は両立するという「道徳経済同一説」を

身振り手振りで丁寧に説明し、存在をよりリアルに感じました。 こちら

 

埼玉県初のドラマ館

【渋沢栄一・青天を衝け】深谷大河ドラマ館

ドラマで実際に使用された小道具や衣装の展示・メイキング映像の上映

ストーリーやキャストの紹介・パネル展示など。

埼玉県地元物産コーナーもありました。

いろいろと楽しめる施設です! こちら

 

*渋沢栄一の生家、【中ん家】(なかんち)は最初に立派な門をくぐると、

更に立派な母家がドーンと目に入り、想像以上に圧巻でした。

敷地内は隅々まで掃除が行き届いています。

渋沢栄一論語の里循環バスがございますので、ご利用いただけます。 こちら

どの施設も駐車場と入館料が無料(深谷大河ドラマ館は大人800円)で、ガイドの方が

熱心に説明をされていました。

【大河ドラマ・青天を衝け】が身近に感じられ、とてもおすすめです!(^^)