今回の桶川元気人は「ひねもす」で美味しいお菓子を提供されていた水越亜季さん
今回の桶川元気人はフリースクールを開校された中里さんからご紹介いただいた
創作料理とフランス菓子を桶川で提供されていた水越亜季さんに
お話しをお聞かせいただきました~
水越さんは桶川に来て3年目で現在は桶川に近い上尾にお住まいとのことですが、
なぜ桶川にとお聞きすると、そこには運命の出会いはあったからでした。
山梨からファッション関係の専門学校に通うため上京した水越さんは
学校で北本市出身の毎日生き生きとしていて“体の中からハッピーがにじみ出ているような”
アーティストの女性に大きな影響を受けました。
その後、彼女とルームシェアをするようになり、かけがえのない充実した日々を過ごされたそうです。
さらに、彼女から「絶対に気が合うと思うよ」と紹介されたのがチランガバンダの気賀沢さんだったそうです?
そんなご縁で、水越さんは故郷の山梨から東京経由桶川に引越しされ、
チランガバンダの営業が休みの空き時間に店名を
「ひねもす」というネーミングで創作料理やお菓子の提供をされてきました。
「ひねもす」は与謝野蕪村の有名な俳句、
「春の海ひねもすのたりのたりかな」より、
ひねもす(=日が暮れるまで一日中)、ずっと好きなことをしていたい。
という想いから名付けたそうです。
チランガバンダさんの間借りだったので、
実際の経営者に比べたらコストもプレッシャーも少なかったとはいえ、
それでも毎日、一人で大奮闘して大変だったそうです。
その後、大宮でフレンチをやっているシェフから誘いを受け、
一年間大宮でも働いてみましたが、コロナ禍の中、続けることが難しくなり、
現在は、料理の腕を上げるため充電期間中だそうです。
料理人のスタートは山梨の高速道路のサービスエリアの厨房から、
独学でフランスの焼き菓子カヌレやカレーなど美味しい料理を学び続けていますが、
コロナ禍の中、イベントへの出店も中止が相次いでいるため、
経済を守るため営業職をしながら、上尾での一人暮らしで頑張っているそうです。
そして北本出身の元ルームメイトからスタートした友人の輪は
桶川、上尾、東京や埼玉県に広がり、
全く寂しい思いをせずに毎日元気に過ごされているそうです。
ただ、コロナ前は多人数でワイワイ遊んでイベントへの参加もあったことが
全く無くなってしまったことはちょっと寂しいですね?とのこと。
水越さんは現在28歳、正直、結婚、出産をしてみたい!
今でしか出来ないことをしっかりやった後にでも好きなことが出来ると思う⭐
好きなことはいくつになってもこの気持ちが続く限り、
夢は決して無くならないで続いていくと思うと
話してくれた水越さんを見ていて、
私は逆に水越さんだったらいくつになっても
きっと素敵な出会いがあるから大丈夫と思ってしまいました(^^♪
水越さんの眼差しは真っ直ぐしっかりと前を見据える感じで、
とても力強さを感じ、元気しかないけど、と言いますが、
何より元気があることが素晴らしいことだと思いました。
親元を離れ新たな場所でいろんな人に支えられて、
今は飲食の仕事から離れているけれど、
いつか大好きなカヌレやフランスの焼き菓子やスイーツ、
楽しく美味しく飲めるお酒のお店をやりたいという水越さん。
是非その時は桶川でお店をオープンして欲しいですね❕