3月26日に桶川観光講座が開催されました。

皆さん、こんにちは!
先日、おけがわコミュニティカレッジ 特別講座
桶川観光講座が開催されました。

 

👆の写真は、桶川ガイドボランティアの方々です。

 

この日は、

和気あいあいと講座が開催されて、

桶川の歴史と共にべに花についてのお話しを伺いました。

 

桶川宿は、

江戸から10里(現在の約40km)の距離に位置した、6番目の宿場町でした。

そして、

現在でも中山道には蔵作りの建物など宿場町の面影を残しています。

👆の地図は、中山道桶川宿です。

 

浄念寺には、べに花商人のお墓があります。

また、

稲荷神社には日本一力石(610㎏)は三ノ宮鵜之助氏が持ち上げたという話があり、

紅花商人寄進の石燈籠2基もあります。

 

他にも桶川市には、

上の地図のように国登録有形文化財県指定文化財市指定文化財があり、

それらのお話しを観光協会の方が分かりやすくお話ししてくださいました。

 

是非、観光協会の方々のガイドで市内の歴史散策をしてみたくなりました。

 

そして、

ここ桶川宿の歴史は、やはり「べに花」なしには語れず、

何故 紅花が桶川市に伝わるかのお話しを、

紅花の原産地インド、アフガニスタン等で日本へは中国、朝鮮を経て

桶川の紅花は、天明・寛政年間(1781~1801年)に、

江戸商人が山形の「最上紅花」の種子をもたらしたことから生産が始まったと言われています。

 

古くは江戸時代の五街道の一つ中山道の宿場町・桶川宿として発展し、

天保年間から幕末にかけては、

本場「最上紅花」に次ぐ生産量を誇るようになったそうです。


とても良い色が出ると口伝いに広まり、

桶川臙脂(おけがわえんじ)」のブランド名が付くほど有名になったと言われたそうです。


桶川宿の商人によって買い集められた紅花は、

紅染や口紅(現在のキスミー化粧品の口紅は元々べに花から)等の化粧品、

食用油、漢方薬の材料として使われ、

高価なもので米の2倍の値が付いたと言います。

 

👆の写真は、真剣に歴史を伺い質疑応答もありましたよ。

後半は、

べにっこの方々のご指導のもとにみんなで初体験

べに花饅頭」を作りました。

👆の写真は、『こんな感じですか』「粉をもう少し付けた方がいいですね」と。

👆の写真は、「丸めたら、平らにします」『これはどうでしょうか』

👆の写真は、「こしあんとつぶあんの二つをつくりますよ」『はい、つぶあんください』

👆の写真は、「つぶあんには、べに花の乾燥したものをにせますよ」『これ、つぶです』

👆の写真は、さすが手慣れた手つきで自分のべに花饅頭をしあげているところで~す💛

👆の写真は、2個目のべに花饅頭作成中 売れそうですねえ

👆の写真は、名前を記入したクッキングシートにべに花饅頭を置き蒸し器で13分蒸しました。

 

👆の写真は、ベニっ子の方です

コロナになるまでは、

市内の東小と川田谷小の3年生とは作りましたが、大人は初めてだそうです。

「また、やりたいですね」と言ってくださいました。

👆の写真は、一つの生地を30グラムにして丸めています。

 

参加者の皆さんは、自分が作ったべに花饅頭を2個お土産に頂きました。

ちょっと皮が破れてしまった方もいましたが、

とても美味しかったです。

 

桶川の歴史べに花のルーツも知り、

令和の時代もべに花を繋げていこうと、

町おこしの1つとしてべに花饅頭や切り花の販売に取り組んでいます。

 

桶川名物「べに花饅頭」も味わえてあっという間の2時間でした。

 

参加者の皆さま、講師の方々本当にありがとうございました。

これからも、

桶川市の歴史べに花を大切に後世に繋げていきたいですね。